「コーポレートサイトにちょうどいいCMS」のフレーズについてかんがえる?
新着ブログやメールフォームなどの仕組みを最初から備え、「コーポレートサイトにちょうどいいCMS」とのキャッチフレーズで開発が続けれられているbaserCMS。そのキャッチフレーズを、サイト管理の面からちょっとかんがえてみたいと思います。
あくまで個人的な印象ですが、baserCMSの管理画面を見てまず感じたのは、
baserCMSでは固定ページがメイン、投稿(ブログ)がサブという関係になっている
ということでした。コーポレートサイトで「新着情報」「お知らせ」と称されるブログ系のコンテンツが、標準装備とはいえプラグインで管理される点から、baserCMSはもともと「固定ページ」を管理するCMSとしてスタートしたのでは?と感じたわけです。
このあたり、WordPressは逆の着想から始まっているようですね。下の画面キャプチャは、WordPressの最初のバージョン(0.71)の管理画面なのですが……
記事として管理できるのは「Post」つまり「投稿」しかありません。この画面を見ると、WordPressがもともと〈ブログの管理システム〉としてスタートしていると推察することができます。
現在は「固定ページ」と「投稿(ブログ)」の管理機能を備えている両者ですが、その出自は実に対照的ですね。